先に結論を書くと、「コンプリートプラン」という名前のプランは、現在のAdobeにはありません。 2025年8月のプラン再編で終了し、全部入りのプランは Creative Cloud Pro と Creative Cloud Standard の2つに分かれました。

旧Adobeコンプリートプランの価格を調べている場合、この2つのプランの中身を確認しましょう。

Adobe CC の旧コンプリートプランはこうなった

Adobe CCの旧プランは、どの現行プランに引き継がれたのか。新旧を横に並べて比較します。

まずは以下の「位置づけ」と「提供状況」の行を見てください。

旧: コンプリートプラン現行: Creative Cloud Pro現行: Creative Cloud Standard
位置づけ全部入り全部入り+生成AIの「大きな利用枠(ほぼ無制限)」全部入り+生成AIの「小さな利用枠(月25クレジット)」
提供状況2025年8月に終了現行プラン現行プラン

つまり、全部入りのプランが1種類から2種類になり、生成AIの利用量に応じてProかStandardを選ぶ方式になったのです。

いま契約できる「全部入り」2プランの価格

プラン月々プラン年間プラン(月々払い)年間プラン(一括払い・1年ぶん)
Creative Cloud Pro 14,480円9,080円102,960円
Creative Cloud Standard 10,280円6,480円72,336円

税込。Standard の月々プランと年間一括の料金は、プラン一覧に掲載されていないため、購入手続き画面で確認しました。 価格の確認日: 2026年7月28日

Standard の一部の金額は、Adobeのプラン一覧や比較表に載っていません。購入手続きの画面まで進むと表示されます。表の金額はそこで確認したものです。

2プランの主な違いは生成AIの利用枠

公式のプラン一覧と比較表には、Pro と Standard を並べた説明がありません(2026年7月28日時点)。Standard について掲載されているのは、月額料金だけです。購入手続き画面の説明まで確認したところ、主な違いは次の2点でした。

前提として、生成AIの機能には標準(主に画像)とプレミアム(主に動画・音声)の2段階があります。「クレジット」は、生成AIの利用量を表す単位です。

  • 生成AIの利用枠が違う。Standard は標準・プレミアムあわせて月25クレジット、Pro は標準の画像生成が無制限でプレミアム向けに月4,000クレジット
  • 使えるデスクトップアプリの本数と、データをネット上に保存できる容量(クラウドストレージ)はどちらも同じ

プランを選ぶ基準は、生成AIを使う頻度です。

生成AIで画像や動画を日常的に作りますか?

はい Creative Cloud Pro 標準の画像生成が無制限になり、プレミアム向けに月4,000クレジットが付きます

いいえ(たまに試す程度) Creative Cloud Standard アプリの本数と保存容量は Pro と同じです

2026年7月28日に購入手続き画面で確認した内容にもとづく分岐。個人向けプランのみを扱います。

生成AIで画像や動画を日常的に作るなら Pro、たまに試す程度なら Standard が候補です。

生成AIをあまり使わないなら、Pro を選ぶ理由はほぼありません。

値段はどう変わったか

再編前後の料金を、公式のプラン一覧ページで確認できた範囲で比較すると、次のとおりです(2026年7月29日確認)。

  • 全部入りは上がった。 年間プラン(月々払い)で比べると、終了直前のコンプリートプランから Pro で約17%上がっています
  • 単体プランは据え置き。 Photoshop などの単体プランの月額は、再編をまたいで同じ金額のままです

「Adobeが値上げした」と一括りにされがちですが、値上がりしたのは全部入りのプランです。使うアプリが1つなら、単体プランの記事で料金を見てください。なお、確認できた案内では、Pro と単体プランがセール対象として掲載されていましたが、Standard は対象外でした。過去のセール傾向はセールの記事にまとめています。

古い記事の「コンプリートプラン◯円」に注意

検索すると、再編前の金額を載せたままの記事がまだ多く残っています。プラン名がコンプリートプランのままになっている記事は、価格も古いままの可能性が高いです。この記事を含めどのサイトを読むときも、金額を確認した日付があるかを見てください。最終的には、購入手続きの画面に出る金額がそのとき請求される額です。

契約する前に見るもの

年間プランは自動で更新され、途中で解約すると残りの契約期間に応じた早期解約料がかかります。条件の原文は定期購入の条件のページ、実際の支払額は解約の違約金の記事にあります。契約前には、初回契約者向けの割引やセールの有無も安く始める方法の記事で調べてください。

よくある質問

全部入りプランについて多い質問に、短く答えます。

Adobeのコンプリートプランは無くなったのですか?

コンプリートプランという名前のプランは2025年8月に終了し、Creative Cloud Pro と Creative Cloud Standard の2本立てに変わりました。旧コンプリートプランの後継にあたるのが Creative Cloud Pro です。

AdobeCCのProとStandardの違いは何ですか?

主な違いは、生成AIの利用枠です。Standard は標準・プレミアムあわせて月25クレジット、Pro は標準の画像生成が無制限で、プレミアム向けに月4,000クレジットが付いています。使えるデスクトップアプリの本数とクラウドストレージの容量は同じです。

ProとStandardはどちらを選べばいいですか?

生成AIで画像や動画を日常的に作るなら Pro、たまに試す程度なら Standard です。Proを選ぶ理由は、実質的に生成AIをしっかり利用したいかどうかです。

古い記事に書かれている「コンプリートプラン◯円」は今も契約できますか?

契約できません。プランの構成が2025年8月に変わっているため、それ以前の記事の金額は現在のプランには当てはまりません。購入手続きの画面に表示される金額が現在価格です。

まとめ|生成AIを使うかどうかで2つに分かれる

最後に、いまの全部入りプランの要点を整理します。

  • コンプリートプランは2025年8月に終了。いまの全部入りは Pro と Standard の2つ
  • 2つの差は生成AIの利用枠だけ。アプリの本数とストレージは同じ
  • 上がったのは全部入りの価格だけで、単体プランは据え置き

ProとStandardの現在の料金を見比べるなら、Adobe公式のプラン一覧へ進んでください。

全プランを比較する場合は、Adobeの価格一覧の記事を参照してください。この記事の料金は2026年7月28日、キャンペーンの状況は2026年7月29日に確認したものです。